三体の作者の短篇集
三体にどハマりして他の作品も読んで見たくなって、図書館にあったので借りて読んだ。
(「ドハマリ」なのか「ドはまり」なのか「どハマり」なのか書いててよくわからなくなった。)
特に外れのような作品はなく、収録作品全部結構よかったと思いました。読解力中学生レベルマンとしては「繊維」「カオスの蝶」の終わり方がいまいちわからなかった。解説plz。
収録作品一覧
- – 鯨歌 5−22
- – 地火 23−70
- – 郷村教師 71−113
- – 繊維 115−128
- – メッセンジャー 129−140
- – カオスの蝶 141−175
- – 詩雲 177−219
- – 栄光と夢 221−274
- – 円円のシャボン玉 275−301
- – 二〇一八年四月一日 303−316
- – 月の光 317−337
- – 人生 339−352
- – 円 353−375
「郷村教師」が好き
「郷村教師」「月の光」がよかった。特に「郷村教師」はいいね。スラムドッグ・ミリオネアを思い出したね。いや、そんなに似てないけどさ。
三体の読んでいる時も思ったが、中国のこの「勉強が大事」とか「基礎科学の研究が大事」みたいな考えはすごくいいよな。そりゃあGDP増えるし、劉慈欣みたいな世界的なSF作家が出てくるわって思っちゃうよ。他を知らないから中国って言ったが、ただ単に劉慈欣の考えなのかもしれないけど。
超文明異星人に対して、「記憶遺伝を持たないのであればサンプリングを間違えば、危うく5B級の文明を持つ星をぶっ壊すところだった」とか反省しろよって思ったね。そう考えると一個前に塵にした星も地球のゴリラみたいなのをサンプリングしただけで、人間みたいなのを被検体にすれば回答出来た可能性も出て来くるよね。
かと言って、超システムでこの星の一番知識が高いものをスキャンしたとなると、この物語の感動は生まれなかったわけで難しいところではあるけど。
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