ボトルネック-米澤 穂信-読んだ

読んだ本

読みやすい

海外SFばっかり読んでいてこれ読んだらめちゃくちゃ読みやすくてびっくり。

ページが溶けていく感覚というかすぐ一冊終わってしまった。

登場人物たちの会話の続くシーン、鍵括弧が続くようなページはすぐ読めちゃうね。

どっかにおすすめSFみたいにあって読んだんだが、これSFか?

メンタルブレイク?

感想を見るときついとかメンタルやられるとか見るがそんなにきつく感じなかった。

東野圭吾の秘密のほうが断然きつかったぞ。あれを超えるのは自分の中では今のところないんじゃないかな。

そもそもメンタルブレイクものを好んで読まんが。

主人公に感情移入出来なかったのが原因か、年取ってピュアな心がもうオレにはなくなってしまったのが原因か。はたまた。

ヒューマニストとモラリスト

作中で対比として出てくるword

ああ、ヒューマニストねって言葉としては普通に入ってくるが、どういう意味か説明しろといわれてもうまく出て来ない単語ナンバーいくつかに入りそうだよね。

まあ検索するとgoogleの強調スニペットがすぐ教えてくれる。

ヒューマニスト 1.人道主義の立場をとる人。人道主義者。 2.人文主義の立場をとる人。人文主義者。

モラリスト 人間の日常を観察し、そこから人間とはなにかについて深く考える人々

どちらも日常で自分が使うことはないワードではある。

「インモラリストダヨ」がちょっとしたネットミームになっていたような記憶しかない。

最後の解釈

モラリストは最後飛び降りたと考え、ヒューマニストは最後死ななかったと考えるらしい。(オレ調べ)

というのは半分冗談で十中八九死んでるよねあれは。逆に言えば10%、20%は家に帰ったかもしれないが

物語的には生きてその後どうなるかあんまり想像出来なく、死んで終わりみたいな方が想像できてしまう作り方だと思いました。

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