独習Git読んだ-gitのコマンドからgithubの使い方まで基本を覚えた-

読んだ本

構成

英語の本「Learn Git in a Month of Lunches(一ヶ月のランチでgitを学ぶ)」の日本語訳らしくて、ひとつの章が細かく20章ある構成。

毎営業日のお昼休みにやれば一月くらいで終わりますよと出来ている本ですね。(向こうの人は昼休みに本読んで勉強するのか?意識高すぎじゃね?と正直思ったが)

確かに理解のいい人だと1章1時間弱で終わると思う。私は1時間で終わる章もあったけど、だいたいはもうちょっとかかった感じでした。

一言でいうと素晴らしい

ものすごく勉強になったし面白かった。わかりやすく書かれているし、コマンドラインなんてcd(current directory)くらいしか知らない私でも一歩一歩進めていけた。

ギターの弾き方に例えているがめちゃくちゃ丁寧

前書きで教えることの難しさについて興味深く書かれている。

数年前、ギターの弾き方を教えるビデオを見ているとき、素晴らしい表現を聞いた。 複雑な「かき鳴らし」パターンのデモンストレーションを、その曲の正しいテンポで、信じられないくらい速く引いてから、インストラクターが言った「どうやってるのかわかるように、ゆっくり弾いてみますけれど、それって難しいんです。ゆっくり落ちるのがむずかしいみたいね」 これが気に入った「ゆっくり落ちる」といいうのが。
~~~略~~~~
私は、この本でも「テンポ」を落とそうと思う。GITと相互作用(インタラクション)を行うとき、実際に何が起きるのか、ひとつひとつすべてのステップを観察し、考察できるようにしよう。

例えが印象に残っているのもあるのかもしれないが、 コマンドライン打ったことない初心者でも出来るように演習はめちゃくちゃ丁寧に書かれているように感じた

「バージョンが古いから動かない」がない

it系の技術書にバーションが変わっているからその書き方だと動かないというのが本当によくあるが(つーかどの本も必ず一箇所はあるよな?) Gitはもう確立された技術というか、洗練されているというか本の演習をそのままやって動かないということがなかった。

強いていうならリスト10.3.3のmergetoolだけかな?本ではKDiffの説明が書いてあるが、立ち上がったのがgvimdiff?だったのでワケワカメで飛ばしてしまった。エディタで自分で消して、書いてのconflict解消は出来たのでいいけど、git mergetoolはよくわかっていない。

あと、19章のサードパーティツール紹介でSourceTreeとEclipse IDEが書かれているが 「今Eclipseあんまり使わないんじゃないかな」と思って飛ばしてしまった。

一週間で全部読んでしまった

いつから読んだんだっけ?kindleって端末にダウンロードした日とか読み始めた日出るんだっけ?購入日=読み始めた日じゃないしな~とか考えていたらgitインストールの.exeダウンロードが12/10だった。一週間(6日)で全部読んだことになる。休みの日ずっと読んで動かしてやっていたしね。

最後に

「githubでforkしてcloneしてbranch切ってpullしてcommitして」とか見ても「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」ってレベルだったけど、 今なら完全に分かるからかなり理解したと思う。後者もプレイすればもしかして全部理解できるのか?

これから他人のコード見て色々勉強していこうと思います。 皆様も是非Git学習にはオススメの一冊です。

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