構成
- 第一部
1~4章で歴史、今まで起きたことの説明
チューリップ・バブルの話は最近のビットコインとかブロックチェーンゲームの話でよく見たし、ITバブルは巻き込まれてはいないが知っているヤツですね。
- 第二部
5,6,7章でファンダメンタル分析VSテクニカル分析の話
著者はテクニカル分析に否定的でチャーチストと茶化している。
- 第三部
8~11章でリスク、ベータ、認知バイアス・投資家の非合理的な投資行動の話
ベータという考えは初めてしった。インデックスに対しての感応度、ベータが大きければインデックスからの乖離がプラスもマイナスも大きい。
- 第四部
12~15章で実際どう投資していくかの話
ライフスタイルとか住宅保険、税金の話もあって結構細かく書いてあるなと思った。
感想
12版もあったのになぜか11版借りていた。借り直すのもあれだしまあいいかって全部読んだ。
「インデックス投資は勝者のゲーム」に続いてこれを読んだがすごくよかった。
私の投資の教科書はこれです。と今度からそう言おうかなっていうレベル。
10章が好き。よくあるネガティブバイアスとか投資家の非合理的な投資行動の話だがすんなり入ってきて、何故だか分からんがすごく納得できた。
(だいたい本の言うことは斜めに構えてというか話半分くらいに思うマンの私だが)
一番の気づき
私だけじゃなく、なんとなく皆株で稼ぐとか、副業として株をやるとか、収入が増えないから株をやって稼ぐみたいな考えが多い気がするが、本を読んで思ったのは『投資』というのは儲かるためにではなく、老後の資金のためなんだな。というのが一番の気づきだった。
確かに儲けるためにリスクがある行動を取るのは『投資』じゃなくて【投機】だわなと思った。株は『投資』か【投機】か【とう聞】かれたらあなたは『どうし』る?
・・・
じゃあ、お後がよろしくないようで。
・・・
<今の今まで「お後がよろしいようで」ってうまいこと言って後腐れがないみたいな意味だと思ってたわ>
トリの人はなんていっているんだろうか?とか思ってみたり
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