「よし、将来のために投資の勉強をしよう!」 そう思いながら、有名本を順どんどん読んでいるわけだが…。
- オレ「なるほど、まずは基本からだな」
- A本「初心者も上級者も、黙ってインデックスファンドを買え」
- B本「ウォール街のエリートプロ集団でも、長期で見るとインデックスに勝てない」
- C本「インデックス(以下略)」
……いや、全部インデックスやないかい!
投資ってもっとこう、チャートに線を引いたり、隠れた優良企業を見つけ出したりして「俺の相場観が火を噴くぜ!」みたいな世界じゃないの?なんでみんな揃いも揃って「インデックス」ばかり推してくるの?
気になって調べてみたら、そこには「ぐうの音も出ないほど残酷で現実的な理由」がありました。
そもそも「インデックスファンド」って何?
インデックスファンドとは、日経平均やS&P500(アメリカの代表的な企業500社)のような「市場の平均値(指数)」と連動するように作られた投資信託のことです。つまり、「特定のすごい会社を当てる」のではなく、「市場全体にまるごと投資する」というお弁当の詰め合わせパックのようなものです。
対して、プロのファンドマネージャーが「平均以上のリターン」を目指して独自に銘柄を選んで運用するものを「アクティブファンド」と呼びます。
普通に考えたら、金融のプロが本気で選んだ「アクティブファンド」の方が儲かりそうですよね?でも、現実のデータは真逆を示しているっていう。
なぜプロ(アクティブファンド)はインデックスに勝てないのか?
その理由は、大きく分けて3つ。
手数料の壁がデカすぎる(これが一番の理由)
プロが運用するアクティブファンドは、企業を調査したり分析したりする「人件費」がかかるため、運用中の手数料(信託報酬)が高く設定されています。
- インデックスファンド: 年間 0.1% 程度(システムで自動的に買えるから安い)
- アクティブファンド: 年間 1.0% 〜 2.0% 程度(プロの給料が含まれるから高い)
「たかが1%の差でしょ?」と思うかもしれませんが、投資の世界ではこの1%が致命傷になります。複利で20年、30年と運用していくと、この手数料の差だけで何百万円という利益が吹き飛んでしまうのです。プロは「市場平均 + 高い手数料分」を稼ぎ出さなければならず、これは至難の業です。
今の市場は「賢すぎる」
現代はインターネットの普及により、世界中の投資家が瞬時に同じ情報を得られる時代です。ある企業の「良いニュース」が出た瞬間、AIや世界中の機関投資家がミリ秒単位でその株を買い漁るため、あっという間に株価は適正な価格まで上がってしまいます。 つまり、プロであっても「他の誰も知らないお宝銘柄」を先回りして見つけることは、現代ではほぼ不可能なのです(効率的市場仮説と呼びます)。
一握りの「超絶大化け株」を取り逃がすリスク
市場全体の利益の大部分は、実はごく一部の「超大化けした一部の企業(近年で言えばAppleやNVIDIAなど)」によってもたらされています。 プロが銘柄を絞り込んで投資した結果、そのファンドに「大化けした株」が入っていなかった場合、その年の成績はボロボロになります。一方、市場全体をまるごと買うインデックスファンドなら、「次に大化けする企業」がどこであろうと、必ずお弁当パックの中に入っているという最強のメリットがあります。
結論:投資の世界では「退屈」が正解
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェットでさえ、妻への遺言として「資金の90%はS&P500のインデックスファンドに投資しなさい」と言い残しているほど…。トム・クランシーの経済学博士ジャック・ライアンも何を買えばいいか聞かれてSP500とか言ってたしな。
結論として、すべての投資本が「インデックスを買え」と言うのは、『一番コストが安く、一番手間がかからず、一番勝率が高いから』という身も蓋もない理由でした。
「次に上がる株を当てる」というワクワク感はありません。毎月淡々と、同じものを積み立てていくだけの退屈な作業です。でも、長期的に資産を増やすという目的において、素人がプロに勝てる唯一の手段が、この「退屈なインデックス投資」だったのです。
というわけで、オレも素直に本の教えに従って、インデックスの積立設定はしているんだが、なんつーか退屈なんだよな「退屈なんだよ てめーらなんか・・・」
退屈なのは嫌なので個別株に極振りしたいと思います。ってワナビするか

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