本の概要
楽天の無料本。投資のHowto本というよりは「著者がどんな投資をしてきたか」を綴った読み物。伝記的な要素が強く、投資手法を体系的に学ぶというよりは、著者の経験談を追体験するスタイル。
この人は水関連の銘柄が好きらしい。
「リターンもリスクもインデックス未満を狙うなら、インデックス株+債券で債券の割合増やせばいいのでは?なんならインデックス+預金でいいのでは?」というのが最初の感想。
上場企業が東証に払っているお金
初めて知った事実。プライム市場に上場する企業は時価総額に応じて以下のような費用を払っているらしい。
| 時価総額 | プライム市場に払う金額 |
|---|---|
| 50億円以下 | 96万円 |
| 50~250億 | 168万円 |
| 250~500億 | 240万円 |
| 500~2500億 | 312万円 |
| 2500~5000億 | 384万円 |
| 5000億~ | 456万円 |
「上場維持コスト」という視点は普段あまり考えないので新鮮だった。
インデックス投資への違和感
赤字企業も構成銘柄に含まれるため、インデックスは買いたくないというのがこの人の主張。
→まあわかる。ただ、赤字企業を排除した「マイインデックス」を作ってもインデックスに勝てる気はしない。
というかTOPIXや日経225を避けて、JPX400やS&P500を買うという選択肢もあるのでは?
(そもそもJPX400、S&P500は赤字企業排除されているということでいいんだよね?今度調べよう。)
他人と比較しない投資姿勢
これは強く共感。
ネットで情報が溢れる中「自分だけ儲かっていない」と焦るのは投資家あるある。
「他人は放っておけ」、「そもそも画像がフェイクかも知れないし、本当かどうかもわからん」っていうスタンスでいいと思う。
決算短信で注目するポイント
著者が決算短信で見る項目は以下の3つ:
- 当期の経営成績・財政状態の概況
- 今後の見通し
- セグメント情報
こうした「着眼点」を知れるのは参考になる。自分の投資スタイルに取り入れる余地がある。
まとめ
この本は「投資ノウハウ集」ではなく「著者の投資人生を追体験する読み物」。
投資の正解を探すよりも、著者の視点を知り、自分の投資観を振り返るきっかけになる一冊だった。


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